韓国「88万ウォン世代」の労働運動:青年ユニオンを囲む集い
●日時 8月1日(月)19時〜21時
●会場 エル・おおさか南館
●内容
「韓国の青年の置かれている状況と青年ユニオンの取り組み」(青年ユニオン事務局長 チョ・クムドゥクさん)
日本の若者からの報告と交流
●参加費(資料代) 500円(非正規職、無職、学生)、1000円(正規職)
韓国の若者の就職難、非正規職化は深刻を極めています。法定最低賃金4110ウォン(約330円)以下で働かされる例も少なくなく、20代は非正規職の平均月収から「88万ウォン(約7万円)世代」ともいわれています。
しかし、昨年、韓国で初めて、若者を対象にした労働組合が結成され、注目を集めています。2010年3月13日、韓国で15〜39歳を対象にした労働組合「青年ユニオン」が、ファストフード店やガソリンスタンドなどで働くフリーター、企業研修生など、既存の労働組合が加入の対象としてこなかった青年層の労働問題を解決するために結成されました。現在、組合員約300名、サポーター3000人に拡大しています。
今回来日する青年ユニオンのチョ・クムドゥクさんより、組合結成から現在の状況、展望等についてお話しいただきます。日韓の若者は、高失業率・非正規労働化など共通の課題を抱えています。交流を通じて、お互いに解決に向けた取り組みを活性化していきたいと考えています。みなさんの参加をお待ちしています!
問い合わせ なかまユニオン 電話06-6242-8130